今日は豪雨雷の中散歩に行きました、辺りはうす暗く、もののけ達がいそうな雰囲気でした、帰り道突然我々は襲われた。五匹の猪に。大と花子はちりぢりに逃げた、しかし、悲痛な泣き叫ぶ声が聞こえる、そして二百キロはあろうかという猪が俺に向かって来た、とっさに木に登り、大声だしながら蹴りを入れた、あまりの気迫に、一瞬たじろき、奴らは退散した、花子がやられてるかも、助けに行かなくては、しかし素手で勝てる相手ではない。実際、 我々猟師は何人も仲間を殺されてるのだ、熊は逃げるし怖くない、奴らは又を突き上げ、太ももの頸動脈を切りよる、メスはきばがないので足をかじりよる、ナイフで首を何度も刺すと逃げるのだ、何故、鉄砲持ってるやんと、誰もが思うでしょ、それが当たらへんねん、獣の吐く息をかぶるまで引き金を引くな、が出来ないのです。急いで戻る途中、命からがら大は逃げてきた、そして薪割り用の斧を持ち、激しい雷雨の中、うす暗い山へ、1人で入って行きました。花子ーと叫びなから現場に着くと、広い所で花子はいました、無事や、安堵し、おいでと言っても怯えて来ません、近くまで行くと、ようやく付いて来ました
、泥だらけでした、足と腹から血を流してました。